損得で決めてる

〜気持ちの変化 メモとして03〜

僕はとにかくすぐ怒り、すぐ諦め、すぐその場から逃げる。

アドラー心理学でいうと怒ったり、諦めたり、その場から逃げた方が僕にとって得になるからそういう行動を選択しているらしい。

今は怒れない、諦められない、逃げられない状況がある。

僕の生きたい場所に大嫌いな人がいる。

僕の生きたい場所で求められる能力は僕のキャパを超えている。

でもどうしても僕は(今のところは)そこで生きたい。

そうなると大嫌いな人に文句を言うこともできず、諦めもできないから、なんとかそこに食らいついていくしかない。

まずは怒らないことが必要だった。一度でも怒ったらそこでクビを切られて終わりだ。

最終的な結果はどうなるかわからず、今の僕の能力では明らかに足りないところばかりで、辛い結果になる可能性の方が高い。しかしその世界にいたいなら最終的な結果が出るまでは諦めず努力するしかない。

怒り、諦め、逃げることが僕にとってまったく得にならない今のような状況になって初めて、怒らない、諦めない、逃げないという選択をする努力をはじめたわけだ。

アドラー心理学のいうとおりかもしれない。

そう考えてみるとこれまでよっぽど自分に合わない場所で生きてきたのかも。

納得いく。周りの人たちがどう思うかを基本にして居場所を選んでいたもの。そりゃあ、嫌になる。怒って、諦めて、逃げた方が自分にとっては得だってことにもなるよ。

僕は決して辛いことが嫌いなわけではない。自分と合った世界にいるためならそれなりの忍耐力を発揮できるらしいことも最近になってわかってきた。

悟りを求め、そこに向かう生き方こそ僕に合った生き方だと確信し、そこを土台とできたなら、大げさなことを言うとルンペンになっても平気だということも理屈としてはわかってきた。

お金は欲しい。でもそこを人生の中心には置けない。楽しくない。僕には合わない。

そのくせお金持ちコンプレックスみたいなものはしっかりある。まだどこか心が揺れてるなと思う。

でも何かが見えてきたのは確かだ。

怒らない、諦めない、逃げないで、今ここにいる。

大切だ。

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南無阿弥陀仏 ( ̄人 ̄)