目指すか、東大!

勉強していると記憶には思い出すための手がかりがたくさん必要だということがよくわかる。

何かの言葉の定義を覚えようとしたとき、その言葉に関連する知識をたくさん持っていると記憶が楽だ。

例えば「動物園」という単語の意味を覚えようとしたとき、動物園を知っている人と知らない人、実際に行ったことがある人と行ったことがない人とでは記憶するためにかかる時間は違う。また「動物」や「園」という単語の意味やイメージを持たない人はとにかく「動物園、動物園、どうぶつえん」と連呼して覚えるしかなく、そうやって覚えてみたところで記憶が定着するのはなかなか難しい。つまり知識の多い人は記憶力もいいわけだ。

詰め込み教育はダメだ、考える力が育たないという意見はナンセンスだ。知識を詰め込むことで考える力は奪われない。知識と知識がリンクして新たな発想が生まれるのだから、リンクさせる知識が多い人間は発想も豊かになる。発想が豊かにならないのは詰め込のせいではなく、向き不向きの話だ。同じ力を持つ2人を比べるなら知識の多い方が何においても勝つ。

まずは遠慮なく知識を詰め込めばいい。脳ミソはパンクなんてしない。長期記憶というのは容量は無限で永久に消えないとされている。覚えるスピードに早い遅いはあったとしても誰でも時間をかけたら必ず覚えられる。

焦らず確実に自分のペースで学んでいけば僕のような凡人であってもある程度のところまではいける。そう信じている。

こつこつ勉強して70歳で東大合格なんてことになればかっこいいな。