最終的には布一枚で/一日一食
ウェストがきつくて履けなくなっていたジーンズパンツが履けるようになった。
一日一食をはじめて2週間目の出来事だ。
痩せるのは健康にも優しいし、経済にも優しい。
特定のスポーツをやっているとかでないなら痩せた方が何かとお得だ。
今朝は40分ほど歩いて職場から20分ほどの距離にあるマックにきて勉強をしている。
梅雨に入った。
ゴム製のサンダルで歩く。
痩せて履けるようになったジーンズパンツとTシャツとサンダル。
ジーンズパンツとTシャツは大手衣料品メーカーのものだ。
着るものに悩むのがバカバカしく感じはじめたので、Tシャツとジーンズパンツで制服化した。
だらしない格好が平気になったという意味ではない。
ヨレヨレのTシャツは着ないし、ジーンズパンツもこまめに洗っている。
服のチョイスに悩む労力がもったいないだけだ。
服装で判断されるところに僕の本質はないと思えるようになってきたってこと。
やるべきことはたくさんあるし、大切なのは外ヅラよりも内容の充実であって、外見を飾ることにあまり深い意味はないのではなかろうか。
おっさんだ。
大切なのは中身。
外見を取り繕って、そこで手に入るモテなんて必要ない。
しょせん取り繕ってもモテないし。
ただ僕の中身に対する相手の評価をミスリードしてしまわない程度のファッションには気をつける。
最終的にはスリランカ上座部仏教の僧侶たちのような布一枚で街を歩きたい。
上座部仏教僧侶ファッションを本気でかっこいいと僕は思っている。
ただ妙な精神世界や瞑想狂いの人たちと同じ扱いを受けそうなので、そういう人たちとは違うと他者から見てはっきりわかる差別化アイテムを内面に準備してから上座部仏教ファッションには手を出そうと思っている。
これから歩いて20分かけて職場にいく。
早く布一枚で出社できるようになりたい。