大切な人の気持ちもわからない

人の気持ちを理解しようと努力すればするほど、それが難しいことであると知らされる。

だから人の気持ちなんて理解できなくて当然で、理解できなくても問題なしと考えることにする。

人の気持ちをわかった気になることで起こる問題は多い。

人にアドバイスをする人がいい例だ。

あなたは幸せだ。そこに気づけていないのはあなただけだ。もっと感謝しないとダメだ。死ぬ気でやればなんでもできる。甘えているだけだ。本気になっていない。etc。

こんなことを言ってくる人は多い。

こういう人たちは僕のいったい何をわかって、こんなことを言うのか。

僕が幸せじゃないと感じている以上、幸せじゃない。

客観的事実を知りたいわけじゃない。

主観的現実で僕は生きているのだ。

逆に周りからどんなに不幸だと言われようが、僕が幸せを感じているなら幸せだ。

あなたの基準を押し付けてくるな。

デリカシーのない奴らだとしか思えない。

アドバイスを受けるべきはあなた自身だ。自分が幸せなら人にあれこれ言おうなんて気持ちは起こらない。人を利用してさみしさを埋めないでもらいたい。迷惑だから。

僕はこんなふうに感じる。

そうだったら僕も他人に対してわかったようなふりをしてはいけない。決めつけてはダメだ。アドバイスなんてしなくていい。

あなたのことはわからない。わからないを前提としてその上でできるだけ良い関係を築いていきたい。それでいい。