とりあえず限られた人で

〜気持ちの変化 メモとして01〜

まだはっきりとつかめていない感覚だけどメモしとく。

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人が何を考えているのか、ホントのところはわからないということを理解しはじめている。

そうすると。

その感覚がつかめはじめてから、人に接するときの恐怖感や緊張感が弱まってきている。

人の気持ちはだいたい分かるという思い込みが対人関係の苦しみを生む原因のひとつとなっていたようだ。

人の気持ちがわかると思っていたのは大きな勘違いで、自分の気持ちを相手に当てはめていただけ。

だから自分の予想と違う行動をとる人に怒りを感じていた。

例えば。僕は道にゴミを捨てるのは悪いことで、絶対にしてはならないと思っているからしない。これは万人がそう思っているはずだ。だから道にゴミを捨てる人のことはまったく理解できない。

僕は狭い道をスピードを出して車を運転する事はとても危険だと思っている。だから狭い道ではゆっくり走る。これは万人がそう思っているはずだ。だから狭い道でスピードを出して車を運転する人の気持ちは理解できない。

理解できないと不安になる。不安な状態は耐えられないから、そういう人たちは僕から見えるところに存在して欲しくない。だからその人たちに怒る。

この考え方だと価値観の違う相手に対しては常に怒っていなくてはならないということで、とても疲れる。人と接点を持つのが嫌になる。

逆にこの考え方で行くと、世の中は自分と価値観の違う人ばかりなのだから人のことが理解できないのは当然だと思えたら怒る回数は自然と減ることになるということ。

今、まさにその怒りが減っているのを体感している。

 人の気持ちがわからないと不安になる。だからわかろうとしてきた。わかろうとしてわからないのにわかったつもりでいたから、ずっと人との関係が怖いままだった。

人の心のほんとのところはわからない、決めつけられない。これをわかることが他人を尊重する第一歩で、他人と健康的な関係を築く土台になるのではないか。

その上で、「じゃあわからないでいいや」ではなくて、わからないけど理解しようとする努力は必要で、その努力をすべき対象は全人類なとではなく、僕が大切だと思う限られた人だけでまずはいいのではないか。

ということ。

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なるほど。だいぶ整理できてきた。