贅沢は僕をダメにする/一日一食
一日一食をはじめてから1ヶ月半が過ぎた。一日一食をはじめた結果だろうと思われる変化をまとめる。
・体重の減少
増減の範囲を考慮しても4kgは落ちた。
・全体的に身体が細くなった。
無理やり履くとお腹の脂肪が上に乗り、しゃがむことも至難の技になっていたジーンズパンツがジャストフィットくらいの感覚ではけるようになった。
・シンプルな食べものこそ美味しく感じる
一日一食しか食べられないのだから、はりきって豪華なものを欲しくなると思いきや、ご飯とお漬物に野菜のお味噌汁といったシンプルな食べ物こそ美味しいと感じ求めるようになった。学生に人気のラーメンなんか食べた日には胃がもたれ気持ち悪くて後悔しかない。
・お酒の量が減る/飲まない日が増える
平日の晩酌は超うすーいハイボール2杯も飲めばやめられる。または飲まなくても平気になった。
・空腹時こそ頭が働く
お腹が減ったときにこそ、質の高い思考ができることがわかった。集中力が増し、気づきが増える。ただし個人比である。
・等身大の自分を認められるようになりつつある
集中力があがっても東大、京大をめざせるような頭脳になったわけではない。相変わらずの記憶力ではある。でもそれを嘆いて結果を心配し無為に過ごすよりは一歩でも自分なりに前に進むことで得た結果が自分にとって最良のものになると思えるようになってきた。これが一番大きな変化だと思っている。
細かい変化はもっとある。でもだいたいここで紹介した枠のなかに入るものばかりだ。
一日一食とはいえお昼にはフルーツを食べたりする。熱中症対策で飴をなめたり、コーヒーも飲む。そんなゆるゆるな一日一食でもこんなに変化はたくさんある。
とにかくこれまでは食べ過ぎ、飲み過ぎていた。贅沢をしてきてたのがよくわかる。贅沢は敵とまでは言わないが、贅沢はそれを自分の意思でコントロールできない僕みたいな人間にとっては時間と健康という人生にとって大切なものを無駄にさせる。
悟りを目指すなら贅沢とは距離を置いた方がよい。