凡夫往生

客観的になるな。

客観的になる必要なんてない。

そのかわり圧倒的な存在に打ちのめされ続けろ。

 

太陽、風、花、木、水、土、地球とか宇宙とか。

なんでもいいから圧倒的なでかい存在に打ちのめされて、小さな小さな自分を感じて、そこからまた主観的に生きろ。

 

背が低い。

鼻がでかい。

デブだ。

ヤセだ。

ブサイクだ。

センスがない。

才能がない。

金がない。

仕事がない。

生きてる意味がない。

あいつが嫌い。

親が悪い。

社会が悪い。

 

なんだっていいよ。

遠慮なく主観で考えろ。

 

その感情を圧倒的な存在にぶつけろ。

圧倒的な存在の前で、怒れ、泣け、叫べ、笑え、喜べ。

 

そうしてから、また主観で考えろ。

くたくたになるまでやってやれ。

 

僕はどうあがいたって凡人だ。

凡人を喜べ。

凡人のままでやりとげろ。

僕は僕と僕を支えてくれる大切な人たちのためには嘘をつかずに生きてやる。