限られたひとに、限られたことを
なんの力も持たない僕が他人にしてあげられることは限られているし、してあげられる人の数も限られている。
他人の人生の責任なんてとれるわけがない。
だからアドバイスも説教もやめる。
僕のしたアドバイスや説教に従うことで他人が出した結果の責任を僕は負えない。
無責任な奴からの無責任なメッセージは迷惑だ。責任をとるつもりがないなら放っておいてくれ。
よし、わかった。おっしゃる通りだ。責任をとるつもりがないから放っておいてやる。
意見を乞われたなら考えを伝えるくらいはさせてもらう。それ以上でも以下でもない。
答えはみんな自分の中に持っている。
自分の中にある答えに気づくために必要なのは対話であって意見の押し付けじゃない。
僕はぼくであってあなたじゃない。
あなたに当てはまったからといって、僕に当てはまるわけではないだろう。
アドバイスも説教もやめた方がいいというアドバイスも説教もしない。好きにしたらいい。
好きにしたらいい、ってゆうのもアドバイスになるのかな。
僕が何かしてあげられる人は限られている。
限られた人に対して僕が出来る限られたことを、誠意を持ってさせてもらう。
それだけのことだ。
それだけのことを残りの人生でコツコツ積み上げていく。